基礎化粧〜クレンジング〜

基礎化粧品と言われても何を使っていいのか、何が自分に合っているのかわからない。という方も多いのではないでしょうか・・・

クレンジングから説明していきましょう。

クレンジングはメイク落とし、またはメイクを落とす行為のことを指します。
基本的にメイクアップアイテムや、日焼け止めを使ったらクレンジング剤を使って落とします。
なぜメイクしたらクレンジングをしなければいけないのか、という点については下記の概要が分かりやすいかもしれません。

“クレンジング(和製英語: cleansing)は、化粧を落とす事、またはそれに用いる化粧品(クレンジングオイル、化粧ティッシュなど)を指す。
化粧品には、肌を美しく見せ、かつ落ちにくいことが求められる。多くの化粧品は油性の基剤により顔料などを肌表面に密着させており、これは普通の洗顔料や石鹸では落としにくい。そのため、化粧品の油分を溶かし落とすために、専用のクレンジング剤が用いられる。
油分を多く含む乳液などでも代用可能である。また、マスカラなど特に落としにくい化粧品は通常のクレンジングの前に別途、専用のリムーバーで落とす場合もある。


クレンジングの種類は、主に6つあります。
種類別にそれぞれの特徴を紹介していくので、どのようなクレンジングがあるのか見てみましょう。

1.クレンジングシート

クレンジングシートは、シートにクレンジング料が含まれており、メイクを拭き取るだけで簡単にオフできるタイプです。
いつでもどこでも使えるので、疲れてすぐに眠りたいときやキャンプ、旅行先といったイベントのときなどに、手軽に使えて持ち運びもしやすいので便利です。


2.オイルクレンジング

オイルクレンジングは名前の通り、オイルが主な成分のクレンジングです。
メイク落ちがよく、洗い上がりが比較的スッキリとしています。
メイクを素早く落としやすいのでしっかりメイクをした日などにおすすめのクレンジングです。

3.リキッドクレンジング

リキッドクレンジングは主に水分でできているタイプのクレンジングです。
「水クレンジング」と呼ばれることもあり、テクスチャーはサラサラとした液状のものが多く、使用感はサッパリとしています。
メイク落ちが良いので、ベースメイクが濃いしっかりメイクときにも使いやすく、濡れた手で使えるタイプが多いのでお風呂場などで使える点でも便利です。
また、マツエクの接着剤は油分に弱いと言われています。
そのため、マツエクをつけている方にはオイルフリータイプのリキッドクレンジングがおすすめです。

4.ジェルクレンジング

ジェルタイプのクレンジングで、ジェル状のテクスチャーで厚みがあり、メイク汚れとなじませる際の摩擦を抑えられます。
オイルフリーの水性タイプとオイルインの水性タイプ、そして油性タイプという3つの種類に分けられます。

クレンジングジェルの種類
オイルフリーの水性タイプは、油分があると取れやすいマツエクをつけている方におすすめです。
ただし、オイルフリータイプはナチュラルメイクのときに向いているクレンジングなので、しっかりメイクをしたときには使い分けたほうがいいかもしれません。
オイルインの水性タイプと油性タイプはメイク落ちがいいので、しっかりメイクのときにもおすすめです。

5.クリームクレンジング

クリームタイプのクレンジングで、テクスチャーに厚みがあります。
メイクとなじませる際にクッションのような役割を果たし、摩擦を抑えることができるクレンジングです。
油分を多く含んでいるので、肌が乾燥しやすいときなどでも使いやすいと言われています。

6.ミルククリーム

ミルククレンジングは乳液状のタイプで使用感がサラッとしています。
油分の多いなめらかなテクスチャーで伸びがよく、比較的肌になじみやすいタイプです。
ナチュラルメイクのときや乾燥が気になるときなどに使いましょう。
ゆっくりていねいにメイクをオフするのに適していて、しっとりとした洗い上がりになりやすいです。

クレンジングにはいろいろな種類があります。
たくさんある中から、自分に合うものを選ぶことは難しいかもしれません。
しかし、それぞれの特徴や使い方を正しく理解したうえで、自分の肌や生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
クレンジングを上手に使って味方にしながら、メイク映えのするキメのある潤い肌を目指してスキンケアを楽しみましょう!