ダイエット〜肥満の原因〜

ダイエットで悩んでるいる方も多いと思います。
そもそもなぜ、人は太ってしまうのか、肥満について考えて見ましょう。

肥満の原因ってなに

肥満になる原因

肥満とは体脂肪が過剰に蓄積した状態をいいます。体重があっても筋肉量が多い人は肥満ではありません。ではなぜ肥満になってしまうのでしょうか?
現代人の肥満は、食べ過ぎ、運動不足に加え、食べ方の異常、遺伝的体質、ジャンクフードの摂取、人工甘味料や添加物の摂取など、様々な原因が考えられます。食べ過ぎてしまうと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、残ったエネルギーは貯蔵に回されます。この貯蔵されたエネルギーが体脂肪へ変わり肥満に繋がります。また、運動が不足すれば消費エネルギーが減り、普通の食事量でも太る原因となってしまうこともあります。便利でおいしい食べ物ほど、保存料や添加物も多く、これらが肥満の原因になることもあります。
肥満になると体にどんな影響があるのでしょうか?
肥満度が高くなるにつれ、睡眠中の呼吸障害をきたしやすくなり、突然死や睡眠時死亡を引き起こすことがあります。また、糖尿病や高血圧症、高脂血症痛風…など様々な病気の原因ともいわれています。

1.運動不足
2.食生活の乱れ
3.自律神経の乱れ
4.代謝の衰え

などが、あげられます。

運動不足
☆運動不足は摂取したカロリーを消費できないだけでなく、太りやすい体となってしまいます。代謝も落ちやすくなりますので、少し汗が出る程度の運動はとても大切です。


食事生活の乱れ
☆早食い、流れ食いなど。
よく噛まない「早食い」は、満腹中枢が働くまでの時間がかかり、食べ過ぎを招きます。消化にもわるく、腸にも大きな負担になります。また、何かをしながら食事をする「ながら食い」も無意識にたくさん食べてしまい、肥満の原因となります。

☆不規則な食事時間。
食事時間が不規則だといつ食べ物が入ってくるかわからないため、身体は飢えに備え、エネルギーを脂肪として溜め込みます。そのため、一日の摂取エネルギーが同じでも、食事回数が少ないほど内臓脂肪が蓄積しやすくなります。

☆夜間の食事
夜は活動量が減ってエネルギー消費も少なくなり、消費できなかったエネルギーを脂肪に変えて溜め込むようになります。これが夜中の食事で太る原因です。

☆過度な飲食
お酒は糖質を多く含んでいるため、エネルギーとして消費されない分が脂肪になりやすいだけでなく、食欲を高めるホルモンを分泌させるため、内臓脂肪の増加を促進する原因になります。中性脂肪の変動も非常に大きくなり、血管の負荷も大きくなります。


自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活で自律神経が乱れると、体内の脂肪の燃焼と貯蔵をコントロールしている交感神経の働きが低下し、アドレナリンの分泌量が減少します。すると活動量が落ち、消費カロリーが減るため、結果的に脂肪がつきやすい体になってしまいます。また、コルチゾールの分泌の変動にもつながり、血糖値の乱高下を起こすようになります。血糖値の著名な変動は、インスリン抵抗性もあがりやすくなり、肥満や、さらには副腎疲労の原因にもなります。


代謝の衰え
☆一般的に加齢に伴って基礎代謝量は低下します。その主な理由として筋肉などの除脂肪量の低下があげられます。このことは活動時のエネルギー代謝量が低くなることにもつながります。また、活動量の低下などその他複数の要因が組み合わさり、総エネルギー消費量(24時間相当)も加齢に伴い低下していきます。

このような事が肥満の原因になっているのでは、ないでしょうか・・・
これら1つずつ改善していきましょう。